「転職しても他の会社じゃ通用しない」は嘘。会社によって文化や教育制度は異なる

「転職します」と上司に告げると、しばしば出てくるのが「今のお前じゃ他の会社に転職しても通用しないぞ」説です。
そもそも、この他じゃ通用しない説が出る背景には「日本はかつて転職が一般的ではなかった」という常識があります。

しかし、ご存知の通り今や日本では転職は一般的です。終身雇用制は崩壊し、大企業に勤め続けるのが勝ち組という価値観も無くなりました。今や自分のキャリアは自分で管理しなければ生き残れない社会になっており、この「他の会社じゃ通用しない」説の説得力は薄くなってきています。

もちろん、実績もビジネス経験も未熟なまま転職をしようとすると困難であることが多いので、一概にこの言葉の全てが嘘っぱちとは言えませんが、自分の意志で転職しよう! と決めたのであれば、この言葉に騙されず自分の意志を貫くべきです。

今回は転職における「他の会社じゃ通用しない」の嘘とホントを紹介します。


入社して3年以内の転職は通用しないってホント?

新卒の三年以内の離職率は大卒三割高卒五割と言われており、若者の離職率は相変わらず一定のペースを保っています。
そんな中で「今のお前じゃ転職しても他の会社じゃ通用しない」説は多く使われていると思います。確かに、短期離職は一見するとマイナス要素で、転職しようにも内定がなかなか出ない、という印象が強いですね。

しかし、ブラック企業に勤め続ける、自分の望みと異なるキャリアを歩み続けるくらいなら、多少不利になっても第二新卒で転職活動をしたほうがメリットは大きいです。また、少子高齢化により20代の労働力が減少している日本では、第二新卒は今や売り手市場で内定が出ないということは、まずありません。

年齢が上がってくると経験や実績、スキルを求められますが、20代の若いうちは未経験でも転職は容易です。むしろ、キャリアの方向転換やブラック企業からの脱出は20代のうちにやっておくべき事なのです。

そのため客観的に見て転職するメリットが大きいならば「転職しても他の会社じゃ通用しない」説が上司の口から出てきても、気にせず転職をしましょう。

離職を止める常套句ゆえに悪用もされる

他の会社じゃ通用しない説は、離職を止める時に最も使われる言葉です。実は、その言葉の裏には根拠は何もなかったりします。

社会を経験した皆さんなら分かると思いますが、大人は自分の立場を守るために嘘をつきます。

「お前には期待している」
「何でも相談してくれ」
「うちは風通しがいい組織だから」

こうやって甘い言葉をいっておいて、いざ頼るとそそくさと逃げていく。
こういう、見栄だけの嘘をつくカッコ悪い大人はたくさんいます。なので、甘い言葉は信用せずに、うまく立ちまわることが求められます。

他の会社じゃ通用しない説も同じで、部下に離職されると成績が下がるから、とりあえず脅して離職を止めるという手を使う上司も多いです。本気で部下のことを心配してこの説を使う人もいますが少数です。
結局、自分のことは自分で決めなければ誰も助けてはくれません。
転職をしよう、と決心したなら、誰に何と言われようとやり遂げるのが社会人として正しい選択です。

他人に止められて辞める転職ならするな

もし上司に転職を止められて、心のなかに迷いが生じたのであれば、まだ転職の意志が固まっていないのかもしれません。転職はそれなりにエネルギーを使う行動です。中途半端な気持ちで転職をしようとすると、必ずどこかで躓いて転職に失敗してしまいます。

他人に止められた程度で迷いが生じるのであれば、転職は止めておきましょう。
もっとも、一度転職を考えていると口外してしまえば、上司からの扱いはそれなりになります。重要な仕事から外され、出世街道からも落とされる可能性が高いです。転職の相談はなるべく信頼出来る人、社外の人などにしましょう。

いざ転職をするとなった時に、妨害をしてくる上司もいます。
そんなブラック上司がいたら、逆に転職の意志が確実になるので、その方が良いのかもしれませんね。ともあれ、他の会社で通用しない説のほとんどは真っ赤な嘘であることが多いです。自分自身を客観的に見つめて、転職しても大丈夫、転職したほうが幸せになれると感じたら、迷わず転職活動を始めましょう。




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