人見知りな営業マンは早めに転職しないと不幸になる理由。人見知りに営業は絶対出来ない

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よく学生さんの質疑応答で

「人見知りですが営業マンとしてやっていけますか?」

という質問がありますが、私は全て「いいえ、ムリです」と答えています。

営業に適正がある人材というのは「体育会系」「活発、外交的、社交的」「愛嬌がある。プライドが低い」といった属性を持った人です。

その対極に位置する「人見知り」は営業マンとしてやっていけません、というのが現実です。

本屋などにいくと「口下手な営業マンでも売れる~」「人見知りでも物は売れる~」などのビジネス本が溢れていますが、あんなものは嘘っぱちです。

どんなに綺麗事を並べても、人見知りに営業なんて出来ません。むしろ、無理して続けることによって鬱病になる可能性が高い組み合わせと言えます。

今回は、なぜ人見知りの営業マンは転職をすべきなのか、その理由についてお話します。

なぜ人見知りが営業を目指すのか?

文系は営業にしかなれない、というのは相変わらず日本企業の慣習として残っているようです。

確かに売上を生み出す営業は会社の要で、なるべく多く人材を配置したいという思惑は理解出来ます。

しかし、営業は社外の人間と最もコミュニケーションをとる職種であり、内向的、人見知りな人間にとっては毎日が地獄といっても過言ではない職務内容です。

さらにコミュ症、プライドが高い、説明下手、礼儀知らずなどの属性が加わると最悪で、一年以内に退職する確立は9割近くまで跳ね上がるでしょう。

引きこもり体質で家にいるのが一番好きという人にもキツいです。外回りが多いですからね。

「営業が務まらないのであれば、どんな職種もムリなのでは?」

という言葉もいただきましたが、それは違います。

実際、営業として1年も務まらなかった人見知りな学生さんでも、転職先でWebマーケティング担当になってからは3年以上続いていますし、社外とのコミュニケーション量が減ったことによりプレッシャーも少なくなったと言っています。

人には職種適正というものがあります。

コミュニケーションが得意で物怖じしないタイプなら営業マンは向いているでしょう。

歩合制の営業なら、更に結果を出すことによって高給が得られますから、営業を天職だと思う人もいるでしょう。

しかし、文系なら一律に営業に配属する、というのはいささか乱暴な制度ですね。

この制度が一般的なおかげで、文系=営業という方程式が学生の間に普及し、人見知りでも営業を目指さざるを得ないという奇妙な状況を生み出しているのです。

人見知りが営業マンになると起こること

人見知りが営業マンになると、毎日がプレッシャーの連続です。営業マンとして知らない会社に毎日営業に行くので、人見知りは毎日緊張を味わう事になります。

失敗しないように、失礼のないように、という重荷ものしかかりますから、一社回るだけで相当な精神力を消費してしまうでしょう。

また、営業先ではどんな事が起こるかわかりません。

専門的なことを聞かれたり、知らないことを聞かれた時にあたふたしてしまったり、黙りこんでしまったら、お客さんも困ります。

そして人見知りは「俺はなんてダメな人間なんだ」と自分を追い込んでしまいます。

人見知りの営業マンは、この負のスパイラルが普通以上に頻繁に起こります。

営業マンは初対面の人に会う機会が多い上に、飲み会や接待など酒の席も多いですから、余計に辛いでしょう。

このように、営業マンは人見知りな性格とは相性が最悪なのです。残念ながら、人見知りの営業マンは1年も持たずに退職することが多いようです。

もし、人見知りで営業を無理して続けている人がいるのであれば、適正にあった職種への転職をおすすめします。

20代なら営業以外のポジションがたくさんある

世の中には様々な業界があり、業界によって職種は大きく異なります。

メーカーなどは営業を中心に据えていますから、文系=営業の方程式が崩れることは少ないですが、Web関係や出版関係など、メディア系の業界は営業よりも事務系、編集系など人見知り向けのポジションがたくさんあります。

一例として、機械メーカーの営業マンからネット広告のマーケティング担当に転職した人見知りの子がいましたが、前は鬱病寸前まで追い込まれていたのに、今は活き活きと働いています。

新しい仕事では、主にWebサイトを運営している会社に常駐して、アクセス解析やコラム企画の立案などを担当しており、外回りに行ったり商品の売り込みをする事はほぼ無くなりました。

世の中には、営業以外に上記のような仕事もあるのですから、ぜひ、視野を広げて営業以外のポジションを探して転職しましょう。

とはいえ、営業マンから他業種への転職となると、一人でやるには負担も大きく難しいと思います。

そこで、オススメなのは転職エージェントを利用することです。

オススメの転職エージェントはDODAです。



DODAは全国に拠点を持つ転職エージェントの大手で、非公開求人を最も多く取り扱っており、年収や待遇が良い企業の求人が集まっているのが特徴です。そのため、待遇の良い求人を探すにはうってつけのエージェントです。

大企業の関連会社など、業績が安定しており待遇の良い求人が多く、またエージェントのサポートも書類作成から面接での受け答えまでしっかりやってくれます。

また、求人は事前にエージェントが審査をしているので、離職率の高い企業や労働環境に問題のある企業、いわゆるブラック企業の求人に引っかかるリスクもありません。

就職活動は不安になる事が多いですし、右も左も分からない状態では、どう動いていいか分からないもの。

エージェントに登録しておけば、担当エージェントに色々と相談や質問が出来るので、心理的にもグッと楽になります。

また、非公開求人には優良求人がたくさんありますから、DODAを利用することで思わぬ求人と出会えることがありますよ。

DODAの登録方法について

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DODAに登録する場合、公式ホームページから『登録する』を押した後、基本情報を入力します。
(名前や生年月日、住所、連絡先など)

その後、直近の職務経歴を書くのですが、前職の経歴を登録します。

業種・職種・年収の欄は、大体で構いません。
最後の欄にある『自由記入欄』には、連絡出来る曜日・時間帯などを書いておきましょう。

登録終了後、担当エージェントから電話orメールにて連絡が入り、面談の日程を合わせてサポートを受けることが出来ます。

DODA 公式サイトはこちら

ぜひ転職エージェントを活用して、転職・就職を成功させましょう。







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