【シェアハウスの体験談と注意点】シェアハウスは掃除しない奴が得するシステム。日本でも海外でもだらしない人が長く住む

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ワーキングホリデーにいったことのある人にとってはお馴染みのシェアハウス。現在は日本国内にも東京を中心に多くの会社が参入してきており、友だちが増える、外国人と暮らせて英会話が出来る、など様々なメリットを打ち出しています。
しかし、シェアハウスにつきものなのが騒音問題や共用部分の掃除問題。
一緒に住む以上、トイレやお風呂場の掃除、ゴミ出しなどは当番制ですが、掃除をしない人は当番だろうと何だろうとやりませんし、やっても適当で文句をつければ逆ギレされて険悪なムードが漂うことになります。騒音も同じで、深夜に騒ぐ人に注意してもなかなかなおりません。

部屋が分かれているシェアハウスでも、やはり共有部分があるとトラブルが多いもの。

しかし、最大の問題は掃除しない人が得をするシステムになっているということです。
シェアハウス入居を検討している人に知っておいて欲しい注意点を羅列します。

なにぶん、私も酷い経験をしたもので……。


掃除しない人は何があっても掃除しない

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ずっと実家暮らしで掃除をしたことがない、という人は実際にいます。やり方が分からないし、ほっとけば誰かやってくれるからやらなくていいや、と開き直ることが多く、結局、掃除出来る人がやるスタイルになります。
お礼を言ってくれたり、別のことで貢献するなら問題は起きませんが、大抵の場合、やってもらって当たり前といった態度の人が多く、そもそも掃除することがメリットと思っておらず「きれい好きの人が勝手に掃除してる」という風にしか思っていません。

要は「私は汚れていても問題ない」ので、掃除する人にとっては感謝もされないし負担だけを押し付けられることになります。そうなると、家事をしない夫を持つ嫁のようにイライラがたまり、喧嘩に勃発します。おまけに、文句をいっても掃除しない人は「あんたが勝手に掃除してるんだろ、ふざけんな」と逆切れすることが多いです。

人間は論理的な生き物です。感情の裏には理由があります。

掃除しない人は
「掃除なんて面倒だからサボろう。みんながサボっても文句言わないよ。でも、掃除したい人はしてもいいよ。でも、掃除を強要されてもムカつくよ」

掃除をする人は
「ルール守れ。なんで自分だけ掃除をしなきゃいけないんだ。不公平。汚いのがそもそも嫌」

という理屈で動いているので、結局は平行線です。

そして、最終的にシェアハウスを出て行くのは掃除をする人なのです。

管理会社は手が出せない

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あまりに酷いようなら、管理会社に文句をつければ追い出せると思っている人は甘いです。掃除をしない人は管理会社に注意されれば「はいはい」といってやりますが、はっきり言って適当です。掃除をした、という体面だけを作って、仮に掃除をする人が管理会社にまた文句をいっても「掃除はちゃんとした。あの人は潔癖症」と逆に責めてきます。掃除した証拠に動画まで撮ってる人も実際にいました(掃除の出来はクソでしたが)。

管理会社は「掃除をした」証拠を出されれば、どうしようもありません。基本的に管理会社がシェアハウスを運営するのは利回り、つまりお金になるからで、トラブルに対しては及び腰です。また基本的に法律の権利では住んでいる人のほうが立場が強いため、法的に追い出すことは出来ません。

連日の騒音でしたら、ボイスレコーダーで証拠を出せるので、管理会社も強く出れるのですが、掃除問題だと「どこまでが掃除の最低ラインか」という線引が難しいので、結局は掃除する人の言いがかりとして処理されてしまいます。

ハブっても意味がない

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「それなら、シェアハウスのメンバーで掃除しない人をハブろう!」

と思うのが我々、村社会育ちの対処法です。
しかし、昨今のシェアハウスは自室などプライベートが保たれているため、シカトされても痛くもかゆくもありません。特に家賃が安いからという名目でシェアハウスに住んでいる住人は仲良くしなくても金銭的メリットがあるわけで、村八分をしているほうが疲れてしまいます。

シェアハウスで掃除をしない人のマインドは中国人の商人に似ています。
自分にメリットがあるなら、ルールは無視。しかし、法的に攻められてデメリットが大きくなったら、さっさと退散して別のシェアハウスに寄生してゆるい場所を探す……まさに中国人の商人のやり方です。
法整備の穴をつき、グレーな商売でバンバン稼ぎ、やばくなったら即退散。
面の皮が厚く、集団で力を持ち相手を圧倒する。

そして、掃除しない人は孤立するだろうという目論見は甘いです。

 シェアハウスで掃除をする人の割合は3割から4割です。
恐ろしい話ですが、10人いたら3人がめちゃくちゃ掃除します。
そうすると、その3人で掃除が完璧なため、残りの7人は手を抜きます。その中の1人か2人はまったく掃除しない怠け者です。

パレードの法則というものはシェアハウスにも当てはまるようで、2割の働き者と6割の普通の人と2割の完全な怠け者でグループは形成されています。しかし、一人でも掃除しない人がいると、掃除する人は不満をためて出て行くことが多いため、結局、掃除する人が残らないゴミハウスとなるのです。

掃除しない人が2人いたら終了です。
その2人で徒労を組み、中間層の6割に取り行って、掃除をしっかりする3人を圧倒してきます。まさにシェアハウスで起こっていることは領土戦争なのです。掃除の押し付け合いとトラブルを避けたい中間層、利益追求のために我関せずの管理会社、それぞれの思惑がぶつかりあうカオスな住居、それがシェアハウスです。テラスハウスのように恋愛でキラキラ、リア充ハウスは滅多にありません(まあ、あれはヤラせですが)

管理会社が掃除をするシェアハウスを選ぶこと

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奇跡的に、メンバー全員がそこそこ掃除をするシェアハウスに当たった人はラッキーです。一度、掃除する人の比率が上がると、雰囲気がよくなり、だらしない人が入りにくくなります。ゴミ箱のない自販機の横に一個のゴミが置いてあると、みんな釣られてポイ捨てをするようになりますが、その場所に一個もゴミがなければみんな最初のポイ捨て野郎になるのは躊躇します。
常に綺麗であれば、掃除をしないだらしない人は、見学の時に「綺麗じゃなきゃ皆が許さない」空気を察して、ダラダラできるシェアハウスじゃないことを敏感にかぎとって逃げていきます。

シンガポールでは道につばをはいただけで罰金です。
そのため、みんな綺麗にするよう気をつけています。罰則が大きいと掃除をしない人が居座るデメリットがないため、全員が掃除する人という奇跡のシェアハウスになるのです。

しかし、そんな奇跡のシェアハウスは少数派です。

実はメンバーが掃除をしなくてもいいシェアハウスがあります。
それが管理会社が週に4回ほど掃除に入ってくれるタイプのシェアハウスです。

ゴミ出しや掃除をすべて管理会社、または提携会社の掃除サービスがやってくれるため、掃除トラブルがほとんどありません。さすがに1日2日で人を切れさせるほど汚くする人は少ないでしょう。週4日で入ってもらえば、掃除はする必要がほぼありません。

「全員が掃除をする」環境を作るのではなく「全員が掃除しなくていい」環境を作ることで共存をはかるのです。
まさに逆転の発想です。
こうして見ると、人間が仲良く暮らす方法は、皆で怠惰になることなのかもしれません。

シェアハウス選びは慎重に

日本人だけでも、これほど問題があるのですから、外国籍の人だとさらに問題があるのでは!? と思うでしょうが、実は人によります。確かに文化も言語も違いますから、トラブルはあるでしょう。しかし、その場合は「彼は外国人だから」という建前が働くので、日本人ほど苛つかないという不思議なシステムが我々日本人には搭載されています。

日本人がだらしないことをすると「同じ日本人なのになんでわかってくれないの!?常識ないの!?」と、同胞なのにわかってもらえないというツンデレのような怒りがわきやすいのです。部下が外国人で常識ハズレなことをしても可愛いなぁと大目に見れますが、ゆとり社員が同じことをすると、なぜかめちゃくちゃムカつくようなものです。
「自分と同じ常識を持っている」という驕りは、実は日本人って結構持ってるんです。
しかし、実際はゆとりVS非ゆとりの論争があるように、年齢や価値観の違いは多様であり、日本人同士であっても常識は人それぞれなのです。

思い切って外国人しかいないシェアハウスを選ぶと、意外と上手くいくかもしれません。なぜなら、そもそも外国人同士なんだから上手くいくはずがない、と期待値が低いので、ちょっとやそっとのことではイライラしませんし、逆に上手くいった時の喜びは大きくなります。

結論をまとめるとシェアハウス選びで成功する方法は下記の通り。

・全員が掃除する奇跡のシェアハウスを選ぶ
・家賃が高くても管理会社が掃除するスタイルのシェアハウスを選ぶ
・外国人しかいないシェアハウスを選ぶ
・シェアハウスに住まない
・激安の糞シェアハウスに住んで期待値を下げる

シェアハウスにあこがれている人は、こういったトラブルに注意して、シェアハウスに住みましょう!




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