職歴の隙間を埋める方法。転職する時の履歴書にはパート歴やアルバイト歴を書くべき

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転職において最も重視されるのが職歴です。資格や学歴なども大切ですが、職歴は実戦経験と見なされ、三年未満の退職や非正規雇用の経験のみ、空白期間が長い、などの弱点があると採用されにくくなってしまいます。
面接でカバー出来る理由があっても、書類選考の時点で落とされることも多く、職歴をいかに埋めるか否かは大事な転職テクニックです。

しかし、パート歴やアルバイト歴、自営業の履歴などを職歴にどう書けばいいのでしょうか?
型にはまった書き方では、いまいち面接官に伝わりません。

ここでは職歴の埋め方を教えます。


空白期間は何をしたか具体的に書く

退職後に数年の空白期間があると、怠けていたのか遊んでいたのか、勉強していたのかもサッパリ分かりません。そこで、職歴に入社と退職のみを書くのではなく、転職活動の履歴や職業訓練校、資格勉強の履歴などを書きましょう。
例えば、退職から1年の空白期間があるならば、失業保険+アルバイトをしながら資格勉強、転職活動など具体的に何をしていたのかを書くことによって、面接官も空白期間の理由を知ることができ、マイナスの印象を抑えることが出来ます。

ニートをしていた場合や、鬱などで治療を受けていた場合は隠した方がいいですが、日本一周や旅行、留学などは積極的に書くと面接の話題にもなり、一石二鳥です。書類選考では職歴だけでなく、人柄を見ることが多々あります。特に中小企業では履歴書で面接官に与える印象、社長に与える印象次第で通過出来るかが決まります。

嘘はバレないように書くこと

基本的に履歴書に嘘は書かないほうが無難です。面接官に突っ込まれると、大抵、矛盾が生じてバレてしまいます。しかし、空白期間にニートをしていて、何も書くことが無い場合は、短期アルバイトなど過去のアルバイト経験を書いて乗り切ることも出来ます。
ほとんどの会社はアルバイト先には確認の電話を入れませんし、正社員のように社会保険の加入の有無で真偽を確かめることはありません。アルバイト歴はあまり職歴の武器にはなりませんが、ニートだったことを隠したい場合は入れましょう。

しかし、会社によっては正直にニートをしていたと言ったほうが「正直さ」を買って雇ってくれる場合もあります。ここらへんのさじ加減は会社によりけりなので、自分がアピール出来そうな方を選びましょう。ニートであったことを正直に言って、なおかつ今のやる気をアピール出来る人ならニートと正直に言うほうが強く出れます。嘘をつくのが苦手な人も、アルバイト歴を詐称するのはやめましょう。

履歴書は人間味が大事

職歴からはその人の実力や社会人としての価値が見えてきます。しかし、オーバースペックな人材をあえて落とすこともあり、逆に職歴に見るべきところはあまりなくても、人間味のある人の履歴書というのは魅力があるものです。いい意味で変わった個性や長所、短所がハッキリ見えている履歴書こそ、内定に一番近い履歴書と言えます。

一番良くないのは、偽造をたくさんして、実際の自分と矛盾が出てしまっている履歴書です。履歴書と本人の印象があまりにも違うと、すぐに落とされてしまいます。ぜひ自分ならではの個性と魅力をつめこんだ履歴書を作りましょう。
そのためにも、職歴に書けることはガンガン書きましょう。







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